温泉

つるや旅館の天然温泉

「こんなに沢山のお湯を流し放しでもったいない。家へ持って帰りたい」お客様の言葉より

天然温泉

天然の温泉がいつも湯船から溢れていますし、浴槽内のお湯は常に新しいお湯に入れ替わっております。当館の温泉はろ過循環装置を使用していません。 源泉は90℃~42℃あり、毎分72リットルの湯量に、ぬるい温泉と水を加えた浴槽は常に一定の温度(約42.度~43度)で、24時間いつでも丁度良い湯加減でご利用いただけます。(源泉高温の為加水当館敷地内井戸水利用)

内湯は夜中でも入浴できます。  男、女湯とも明るい造りになっており、庭園が眺められます。 女湯は半露天風呂風で夜は星や月を眺めながらゆったりできます。

温泉は無色透明で肌はつるつるし大変温まります。 野天風呂は男湯に併設されてますが20時より翌日6時まで女湯に変わりますのでご婦人方にも喜ばれております。

スキー帰りや志賀高原散策帰りにご利用下さい。

日帰り 入浴とお部屋をご利用いただけます / お問い合わせください
昼食付き日帰り 入浴、昼食、お部屋をご利用いただけます / お一人様 6,000円~

※ 混在時、清掃時には外来入浴をお断りする事もありますので事前にお電話でご確認ください。

泉質効能

ナトリウム塩化物単純泉 リウマチ、運動障害、肩こり腰痛、神経麻痺、神経症、病後回復 高血圧、痛風、不妊、脚気等運動障害、創傷、慢性湿疹および角化症、
虚弱児童、婦人病等、更年期障害、美肌、ニキビ 胃腸病、肥満、糖尿病等

貸切風呂

貸切専用風呂(つるの湯)貸切野天風呂(かめの湯)

貸切専用風呂(大人8人)と貸切野天風呂(大人3人)が出来ました。
お子様連れのご家族やカップル、お仲間同士、ご病気で他人様の眼が気になり混浴できない、一人静かに入浴したいお方に喜ばれております。
(貸切時間 6:00~21:00 / 30分~50分一人800円

詳しくはフロントにお尋ねください。

  • ベビーバス・お風呂用イス
  • 乳幼児連れのご家族のために
    ベビーバスを備えてあります
  • 幼児用風呂おもちゃあります、申し出てください。
  • お体のご不自由な方のための
    お風呂用イスをご用意いたしてます。

天然温泉へのこだわり

天然温泉

最近はふるさと創生事業で各地に温泉が掘られ、浴場施設が沢山出来てきた。 これらはほとんど地下1,000mから動力で汲み上げ、源泉温度も入浴温度に適する42℃以下で加熱して利用している。

明治19年(1886年)に刊行された本鉱泉誌では「鉱泉ノ意義及其尋常水トノ区別」に普通水との違いが明確にされている。 本来温泉は鉱泉の1分類に過ぎず、温度の低い鉱泉が冷泉で、高い鉱泉が温泉と呼ばれるものである。

温泉法第2条及び別表の規定で地下水が25℃以上あれば溶けている物質が何もなくても温泉となる。また湧出温度が低くても別表の物質が規定以上溶けてれば温泉となる。この規定は温かい水が湧く泉という温泉本来の姿を歪めている。

温泉浴槽管理から見ると最近の旅館、ホテル、日帰り温泉施設等々は施設の大型化、各種の湯船の増設に伴い源泉の湯量不足と浴槽内温度、清掃管理の利便性からろ過循環し、ゴミと汚れを取り、循環する事による温度の低下をボイラー等の加熱器設備で補い、かつ殺菌の為塩素消毒をしているところが多い。

塩素の匂いを嫌う為消毒を省く施設もあるやに聞く。昨今のレジオネラ菌による死亡事例でろ過循環装置での塩素消毒の徹底を監督官庁が厳しくなりましたが、強力な殺菌力を有す塩素は肌の細胞を破壊し、老化を進める大きな原因の一つです。又塩素には発ガン性物質トリハロメタンが含まれている事は周知の事実である。

ろ過循環は浴槽内への新しい温泉注入が少なくて済むが、浴槽内の温泉は経時的に老化し、温泉としての生命のない希薄水溶液となり、ろ過循環装置の管理を怠ると浴槽水は雑菌の巣となり、肺炎発病の元となるレジオネラ症の感染が心配されます。

長野県内の温泉施設の77%(1998年現在)は循環式なので全国でも同様かと思われる。 循環式であるかどうか見分け方は浴槽からの溢流量と温泉の注入口(温泉の滝口)の量との違いで判断できます。

すなわち湯船の淵よりお湯が沢山流れて出ているかどうかである。 当館のお湯は皆さんの身体を温めた後、他の旅館の排湯といっしょになり温泉街の道路の下を流れ、冬期間は道路上に積る雪を融かす役目をしています。