温泉の紹介とこだわり
当館の温泉とお風呂の紹介

貸切専用風呂(大人8人)と貸切野天風呂(大人3人)が出来ました。
お子様連れのご家族やカップル、お仲間同士、ご病気で他人様の眼が気になり混浴できない、一人静かに入浴したいお方に喜ばれております。
貸切時間は6:00〜23:00ですが他のお客様の様子で予約時間を承っております。

男湯(野天風呂が併設されてます)と女湯は時間で交代します。
(5:00〜9:00 男湯→女湯 女湯→男湯)
お風呂だけのご利用も承っております。
(一人500円)

貸切風呂は30分〜50分一人700円(宿泊者は無料)
左上野天風呂、左下貸切専用風呂

乳幼児連れのご家族のためにベビーバスを備えてあります。
又、お体のご不自由な方のため高さ調整の付いたお風呂用イスをご用意してあります。

外来入浴でお風呂だけのご利用も承っております。
内風呂は一人500円貸切風呂は30分〜40分一人700円

長野県内JA協同企画「湯遊(ゆ〜ゆ〜)定期積金利用券」をお持ちいただくと、内風呂は一人500円→300円、貸切風呂は30分一人700円→500円になります。

詳しくはフロントにお尋ねください。

ナトリウム塩化物単純泉
泉質効能 リウマチ、運動障害、肩こり腰痛、神経麻痺、神経症、病後回復 高血圧、痛風、不妊、脚気等運動障害、創傷、慢性湿疹および角化症 虚弱児童、婦人病等、更年期障害、美肌、ニキビ 胃腸病、肥満、糖尿病等

お風呂の特色
天然の温泉がいつも湯船から溢れていますし、浴槽内のお湯は常に新しいお湯に入れ替わっております。当館の温泉はろ過循環装置を使用していません。
源泉は90℃〜42℃あり、毎分72リットルの湯量に、ぬるい温泉と水を加えた浴槽は常に一定の温度(約42.5度〜43度)で、24時間いつでも丁度良い湯加減でご利用いただけます。(源泉高温の為加水)

内湯はご希望の方には時間で貸切風呂にもなります。事前にお申し出下さい。

男、女湯とも明るい造りになっており、庭園が眺められます。
又、女湯は半露天風呂風で夜は星や月を眺めながらゆったりできます。
温泉は無色透明で肌はつるつるし大変温まります。

野天風呂は男湯に併設されてますが翌日5時より9時まで女湯に変わりますのでご婦人方にも喜ばれております。(変わらない時はフロントへ)

☆貸切専用風呂と貸切野天風呂が完成しました。ご利用になられる方は到着時フロントへお申し出下さい。
☆つるやのお風呂には3つの工夫があります。一度入浴して見つけてみて下さい。
☆貸切専用風呂にはベビーバスを備えてあり、赤ちゃん連れには喜ばれてます。

「こんなに沢山のお湯を流し放しでもったいない。家へ持って帰りたい」お客様の言葉より

外来入浴は入浴料は500円、貸切風呂の入浴料は700円
スキー帰りや志賀高原散策帰りにご利用下さい。また、お部屋をとっての日帰り(室料のみ)もお受けいたしてます。また、昼食付き日帰り一人5,000円より承っております。(入湯料、税込み)
尚、混在時、清掃時には外来入浴をお断りする事もありますので事前にお電話でご確認下さい(0269-33-4561)

天然温泉へのこだわり オーナーの独り言
最近はふるさと創生事業で各地に温泉が掘られ、浴場施設が沢山出来てきた。
これらはほとんど地下1,000mから動力で汲み上げ、源泉温度も入浴温度に適する42℃以下で加熱して利用している。

明治19年(1886年)に刊行された本鉱泉誌では「鉱泉ノ意義及其尋常水トノ区別」に普通水との違いが明確にされている。

本来温泉は鉱泉の1分類に過ぎず、温度の低い鉱泉が冷泉で、高い鉱泉が温泉と呼ばれるものである。

温泉法第2条及び別表の規定で地下水が25℃以上あれば溶けている物質が何もなくても温泉となる。また湧出温度が低くても別表の物質が規定以上溶けてれば温泉となる。この規定は温かい水が湧く泉という温泉本来の姿を歪めている。

温泉浴槽管理から見ると最近の旅館、ホテル、日帰り温泉施設等々は施設の大型化、各種の湯船の増設に伴い源泉の湯量不足と浴槽内温度、清掃管理の利便性からろ過循環し、ゴミと汚れを取り、循環する事による温度の低下をボイラー等の加熱器設備で補い、かつ殺菌の為塩素消毒をしているところが多い。

塩素の匂いを嫌う為消毒を省く施設もあるやに聞く。昨今のレジオネラ菌による死亡事例でろ過循環装置での塩素消毒の徹底を監督官庁が厳しくなりましたが、強力な殺菌力を有す塩素は肌の細胞を破壊し、老化を進める大きな原因の一つです。又塩素には発ガン性物質トリハロメタンが含まれている事は周知の事実である。

ろ過循環は浴槽内への新しい温泉注入が少なくて済むが、浴槽内の温泉は経時的に老化し、温泉としての生命のない希薄水溶液となり、ろ過循環装置の管理を怠ると浴槽水は雑菌の巣となり、肺炎発病の元となるレジオネラ症の感染が心配されます。

長野県内の温泉施設の77%(1998年現在)は循環式なので全国でも同様かと思われる。
循環式であるかどうか見分け方は浴槽からの溢流量と温泉の注入口(温泉の滝口)の量との違いで判断できます。
すなわち湯船の淵よりお湯が沢山流れて出ているかどうかである。

当館のお湯は皆さんの身体を温めた後、他の旅館の排湯といっしょになり温泉街の道路の下を流れ、冬期間は道路上に積る雪を融かす役目をしています。